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ビフィズス菌が肥満対策に役立つ?

2022.08.29


腸内には数兆個の菌が存在しており、ビフィズス菌もそのうちのひとつです。
また、ビフィズス菌が活性化されている腸内は環境が整っており、便秘などのトラブルが起こりにくいといわれています。
では、ビフィズス菌は肥満対策にも役立つのでしょうか。
こちらの記事では、ビフィズス菌と肥満の関係についてご紹介しています。

 

 

ビフィズス菌は肥満対策に役立つ?菌の種類と肥満の関係とは

腸内には善玉菌と悪玉菌が棲んでおり、ビフィズス菌は善玉菌に分類されています。
また、善玉菌と悪玉菌の中間に位置する日和見菌(ひよりみきん)は、いずれか優勢な菌のサポートをする働きをします。
つまり、悪玉菌が優勢なら悪玉菌に、善玉菌が優勢なら善玉菌に姿を変えて、菌の働きをサポートするということですね。
では、善玉菌に分類されるビフィズス菌は、腸内でどのような働きをするのでしょうか。
それでは早速、ビフィズス菌の働きと、肥満との関係についてご紹介しましょう。

 

腸内でのビフィズス菌の働き

腸内細菌がバランスを取り合いながら存在する様は「腸内フローラ」と呼ばれ、それに関与しているのがビフィズス菌です。
ビフィズス菌には善玉菌の働きをコントロールし、善玉菌の増殖を助ける働きがあるのです。
悪玉菌が優勢になっている腸内では、アンモニアなどの腸内腐敗物質が酸性されやすくなり、便秘や下痢などを引き起こす原因になります。
一方、ビフィズス菌によって善玉菌が増えれば、便秘や下痢などのトラブルが起こりにくくなるのです。
また、ビフィズス菌には免疫調整作用もあるため、ビフィズス菌の腸内量を増やすことで感染症に罹患しにくくなるともいわれています。

 

ビフィズス菌は肥満対策に役立つ?

ビフィズス菌のおもな役割は腸内フローラを整えるということですが、実はビフィズス菌には、いわゆる”痩せ菌”と呼ばれる日和見菌に属するバクテロイデスという菌を増やす働きも持っているのです。
つまり、ビフィズス菌が多い腸内では痩せ菌が増えやすいため、肥満対策に役立つということですね。

   

腸内のビフィズス菌を増やすには?

ビフィズス菌が肥満対策に役立つことがわかりましたが、ここで気になるのは、どうすれば腸内のビフィズス菌を増やせるのか?ということでしょう。
ビフィズス菌はもともと体内に棲んでいる菌ですが、その量は年齢とともに減少する傾向にあります。
そこで役立つのが、ビフィズス菌を増やす成分を食品から摂るということです。

 

ビフィズス菌を増やす食べ物をご紹介

ビフィズス菌を素早く増やしたいなら、食物繊維とオリゴ糖を含む食品を摂りましょう。
水溶性食物繊維が多く含まれる食品には、根菜、豆類、野菜、果実、コンニャク、海藻などがあります。
また、オリゴ糖は玉ねぎに多く含まれていますので、ぜひこれらの食品を積極的に摂り、腸内のビフィズス菌を増やしてくださいね。
そしてもうひとつ、ヨーグルトを食後に摂る、発酵食品を摂るなどでもビフィズス菌を増やせますので、ぜひ参考にしてください。

   

ビフィズス菌を増やして肥満対策をしましょう

今回は、ビフィズス菌の働きと肥満の関係についてご紹介してきました。
ビフィズス菌というと、便秘の解消に役立つというイメージが強いかもしれませんが、実は”痩せ菌”を増やす働きもあるため、肥満対策にも役立つのです。
ビフィズス菌は食品で増やせますので、ご紹介した食品をできるだけ毎日摂り、ビフィズス菌の増殖に努めましょう。

   
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