赤色3号って本当に大丈夫?食品添加物エリスロシンの実態を徹底解説
2025.02.18
私たちが日々口にする食品には、多くの食品添加物が使用されています。
その中でも「赤色3号」は、さまざまなお菓子や飲料、加工食品などに含まれる合成着色料の一種です。
一方で、「発がん性の可能性がある」「健康への影響が懸念される」といった話を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
果たして赤色3号は本当に安全なのでしょうか?
本記事では、その特徴や食品に使われる理由、さらに健康への影響について詳しく解説し、食品選びの参考になる情報をお届けします。
赤色3号とは?食品に使われる理由とその正体
赤色3号とは?
赤色3号(エリスロシン)は、主に鮮やかな赤色を出す目的で食品や医薬品、化粧品などに使用される着色料です。
グミやゼリー、ジュース、漬物、さらにはかまぼこなどの加工食品にも含まれています。
化学的には「トリヨードフルオレセインナトリウム」と呼ばれ、水に溶けやすい特性があります。
なぜ食品に使われるのか?
食品に赤色3号が使われる理由の一つは、視覚的な魅力を高め、食欲を引き立てるためです。
特に、カラフルな見た目が求められるお菓子や飲料では、その発色の良さが重宝されています。
また、天然の色素と比べて色が安定しやすく、コストも抑えられることから、多くのメーカーが採用しています。
赤色3号の規制と安全性
赤色3号は、日本では食品添加物として認可されていますが、国ごとに規制基準が異なります。
例えば、アメリカでは動物実験の結果を受け、一部の用途で使用が制限されています。
一方、日本やEUでは、一定の基準を満たした範囲内での使用が認められています。
国際的な評価機関による調査では、通常の食生活において適量を摂取する限り、大きな健康リスクはないとされています。
ただし、長期間にわたる過剰摂取が懸念されるため、食品の成分表示を確認しながら適切に選ぶことが重要となるでしょう。
次の記事では、赤色3号が本当に健康に影響を及ぼすのか、詳しく検証していきます。
赤色3号は本当に危険?健康への影響を検証
赤色3号(エリスロシン)は、食品や医薬品、化粧品などに使用される合成着色料で、鮮やかな赤色を呈します。
日本では多くの食品に使用が認められていますが、国際的にはその安全性について議論が続いています。
動物実験による発がん性の指摘
1990年、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、動物実験で赤色3号が高用量で雄ラットの甲状腺腫瘍を引き起こす可能性が示されたことを受け、化粧品や外用医薬品への使用を禁止しました。
しかし、食品や経口医薬品への使用は継続されていました。
2025年1月、FDAはデラニー条項に基づき、食品および経口医薬品への赤色3号の使用許可を取り消す方針を発表しました。”foocom.net ”
人への影響と国際的な評価
一方、国際食品添加物専門家会議(JECFA)は、赤色3号の低い食事曝露レベルでは人に甲状腺腫瘍を発症させる可能性は低いと結論づけています。”kenko-kenbi.or.jp ”
日本の消費者庁も、赤色3号の使用が人の健康に影響を及ぼすという主張は科学的に裏付けられていないとしています。”caa.go.jp“
赤色3号に関する動物実験での発がん性の指摘はあるものの、現在の使用量において人への健康影響は低いと評価されています。
しかし、国や地域によって規制が異なるため、最新の情報を確認し、適切な判断を行うことが重要です。
赤色3号を避けるには?安全な食品の選び方と代替品
赤色3号を含む食品とは?
赤色3号(エリスロシン)は、鮮やかな赤色を出すために、キャンディー、ゼリー、かき氷シロップ、漬物、ハムやソーセージなどの加工食品に使用されることがあります。
特に、子ども向けのお菓子や清涼飲料水には多く含まれているため、注意が必要です。
赤色3号を避ける方法
赤色3号を避けるには、食品の成分表示を確認することが重要です。
食品のパッケージには「赤色3号」または「エリスロシン」と記載されているため、購入時にチェックしましょう。
また、「合成着色料不使用」「無添加」と記載された製品を選ぶのも一つの方法です。
特に、オーガニック食品や自然派食品を扱う店舗では、人工着色料を使わない製品が多く販売されています。
天然の代替品はある?
赤色3号の代替として、以下のような天然色素が利用されています。
紅麹色素:米を紅麹菌で発酵させたもので、赤みを帯びた色を出します。
ビートレッド:ビーツ(赤かぶ)から抽出される天然色素で、鮮やかな赤色が特徴です。
コチニール色素:昆虫由来の天然色素で、食品や化粧品に広く使用されています。
これらの天然色素は、合成着色料と比べて安全性が高いとされています。
ただし、一部の人にはアレルギー反応を引き起こす可能性もあるため、成分をよく確認することが大切です。
赤色3号を完全に避けることは難しいかもしれませんが、食品表示を確認し、無添加や天然色素を使用した製品を選ぶことで、摂取を減らすことができます。
健康を意識した食生活を心がけ、安心して食品を選びましょう。