便利な介護用品紹介その2
2017.11.27
自力でトイレに行けなくなったら
排泄ケア用品
自分でトイレに行くことができなくなったら、排泄ケアのための介護用品が必要になります。
サポートしてもらうことでトイレに行けるなら、紙パンツと尿取りパッドの併用がオススメです。
排尿のたびに紙パンツを履き替えさせるのは大変ですが、尿取りパッドを併用すれば、パッドの交換だけで済みます。
尿取りパッドにはいくつかの種類があり、排尿の回数によって厚みや長さが異なります。
昼間、時間を見計らってトイレに誘導するなら、排尿2回吸収程度のパッドを利用し、夜間はもっとたくさん吸収してくれる大きめタイプを使うといいでしょう。
大きめタイプでは排尿6回分吸収という物もありますので、これなら夜中は交換しないで、朝まで寝ていられます。
介護をする側が睡眠不足に陥らないようにするため、上手に使い訳をするのがコツです。
トイレに行くことはできるものの、間に合わずに漏れてしまうという人にも、紙パンツと尿取りパッドは便利です。
寝たきりになったら紙おむつ
寝たきりになってしまったら、トイレに座るために立つことができなくなりますので、パンツタイプの排泄ケアグッズでは対応できません。
その場合は、紙おむつになります。
紙おむつにも尿取りパッドがあり、パッドの交換だけで済むことから、あわせて利用するのが鉄則です。
交換が楽になるのに加え、経済的にも助かります。
この時に気を付けないといけないのが、同じ尿取りパッドでも、紙パンツ専用の物と、紙おむつ専用の物があることです。
紙おむつの場合、より広い範囲をカバーする必要がありますので、パンツ向けのものよりも大きく作られているのが特徴です。
自力で立てるけれども、排泄のケアまではできない人、寝たきりになって、まったく自分でできない人、それぞれに合った排泄ケア用品を選ぶことによって、家族の負担は大きく軽減されます。
排泄のケアは介護でもっとも大変ですので、介護用品を上手に使うことによって苦労が軽減されます。
紙パンツの場合、一定方向から力を加えることで、破いて体から取り除くこともできますので、交換の際に覚えておくと便利です。