毎日すると効果的な体操
2018.01.09
健康寿命を長くするために毎日行いたい体操4選
痴呆予防につながる体操
・スロースクワット
認知症を予防するためには脳に関する対策が必要だと思われがちですが、実は有酸素運動を行うことも重要です。
認知症の原因となるアミロイドβと呼ばれる物質は、有酸素運動をして代謝促進することで脳から排除できるのです。
ウオーキングなどは勿論良いですが、忙しい日や雨天の日は中止になることもあります。
そこで家の中でも簡単にできて毎日続けられるのが、スロースクワットです。
息を吐きながらゆっくりスクワットをします。
きついと感じる場合は、椅子の背もたれなどを持って行ってもかまいません。
無理のない範囲で毎日継続しましょう。
・グーパー体操
頭も使いながら行う運動は、脳の刺激と血流促進の双方に効果があります。
自宅一人でいつでも行えるのが、グーパー体操です。
「1、2、3、4」というリズムに合わせて、右手を前にグーを二回「1、2」と前に出し、「3、4」は左手をパーにして太ももを叩きます。
右手を前に「グー、グー」、左手を太ももに「パー、パー」という感じです。
次は反対に、右手を前に「パー、パー」、左手はグーで太ももに「グー、グー」です。
これを左右交互に行いましょう。
健康向上に役立つ体操
・ゴキブリ体操
健康を維持するためには、冷えを予防して体温を上げることが重要です。
体温が上昇することで免疫力もアップして、ウイルスへの感染を防ぐことができる上にアレルギーへの抵抗力も付くでしょう。
体温上昇のために心がけたいことが、血流促進です。
血の巡りを良くする体操として、非常に簡単に行えるのが「ゴキブリ体操」です。
仰向けに寝転んで両手両足を上げてブラブラ揺らすだけなので、是非毎日行いましょう。
全力でブラブラ揺らして少し休むのも良いですし、のんびりできるだけ長く揺らすのも効果があります。
全身がポカポカしてくるのを感じるはずです。
・踏み台昇降
階段を上り下りすることは、足腰の筋力低下を防ぐために役立ちます。
長い階段は辛いという人は、低い踏み台を家の中に置いて、できる範囲で昇り降りをしてみましょう。
内臓が健康であっても足腰が弱ってしまい、寝たきりになる高齢者も多いのが現状です。
筋力を保つためにも、毎日踏み台昇降を続けたいものです。