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青汁が身体に良いとされる理由

2019.03.13


 

「青汁」は身体に良いのか?

最近では、「青汁」もさまざまな種類が発売されたり、飲み方もバリエーションが増えたりしているため、一度は飲んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ただ、あの青臭くて苦い味が苦手という方も少なくないはず。では、あの緑色には一体、どういったものが含まれていて、本当に健康に良いのでしょうか?
今回は「青汁が身体に良いわけ?」について、ご紹介します。
 

「青汁」と一言で言うけれど…

「青汁」とは、いくつかの野菜を搾り取った汁で、中には乾燥粉末、錠剤などの形態もあります。以下に「青汁」に含まれる主な野菜と含まれる栄養素について紹介します。

◆大麦若葉
大麦若葉は文字通り、大麦の若葉です。癖がないため、大麦若葉を主原料とする青汁が多いほどです。
食物繊維やビタミンB、ミネラルが含まれることが多いのですが、中でも「SOD酵素」は大麦若葉の特徴と言えます。
【含まれる栄養素】
SOD酵素…身体を錆びつかせるのが活性酸素。活性酵素が増えるとあらゆる病気の元となります。その酵素を除去し、細胞の健康維持に効果があると言われています。

◆ケール
一方、「青汁」と聞いて、「苦い・青臭い・不味い」というネガティブなイメージがついて回るのは、このケールが原因だと言われています。
しかし、ケールには、トマトの5倍のβカロテン、レタスの3倍の食物繊維、牛乳の2倍のカルシウムが含まれています。まさに「良薬口に苦し」という野菜です。
【含まれる栄養素】
βカロテン…皮膚や粘膜の健康維持、あるいは免疫増進の作用があると言われている栄養素です。
ルテイン…目の健康増進に必要な栄養素です。身体の中では生成されず、食物を通じて補給しなければなりません。ケールには100g当たりの含有量が21.9mgとホウレンソウ(10.2mg)の2倍も含まれています。

◆アシタバ
成長力が強い野菜で、今日、葉を摘んでも明日には新しい葉が出ていることからその名前がついています。
アシタバには、抗菌作用、血圧降下作用、血流改善などが挙げられますが、その元となるのが、「カルコン」と呼ばれる、アシタバにしかない栄養素です。
【含まれる栄養素】
カルコン…アシタバ固有の栄養素。カルコンに血栓予防効果があることは医学的にも認められており、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの予防にも役立ちます。
 

健康のためとは言え、節度を守って

先に挙げたような野菜から「青汁」が作られています。体には非常に良いものばかりで、大量に飲んでもっと健康に…と思われるかもしれませんが、「飲み過ぎ」には注意です。
青汁には、大量の食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消に効果があります。
この食物繊維は「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分けられ、青汁にはどちらも含まれています。
しかし、不溶性食物繊維を摂取し過ぎると腸のせん動運動が激しくなり、水溶性食物繊維を摂り過ぎると便に水分を含ませて、柔らかくする働きがあります。
つまり、青汁を過剰に摂取すると、下痢を引き起こす可能があります。
また、血流改善の薬を服用されている方は要注意です。かかりつけの医師に相談してください。
健康のためと、過剰に大量摂取をしても反対に体に良くない状況にもつながりますので、節度を守っていただきたいと思います。

青汁は「不味い」けど「もう一杯」と思える不思議な飲み物です。青汁に含まれる野菜は健康にとって非常に良いものばかりです。
ぜひ、皆さんも一度は口にしてみてください。

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