とっておきの花粉症対策
2019.04.10
■そもそも花粉症の原因とは
花粉症は別名「季節性アレルギー性鼻炎」と言われており、鼻腔内に侵入した花粉が抗原抗体反応によって、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりを引き起こします。
抗原はアレルギーの原因となるものなので、花粉症の場合、抗原は花粉です。
花粉(抗原)が鼻の粘膜に付着し、マスト細胞の抗体と結合します。
抗原と抗体が結合すると、マスト細胞がアレルギー誘発物質を放出させ、アレルギー反応を引き起こすことで、花粉症の症状が現れます。
花粉症になりやすい人は、遺伝的にアレルギー体質の人が多いと言われていますが、それ以外にも生活習慣やストレスも大きな原因です。
花粉症を防ぐには、花粉症について理解し、日々対策しておくことが大切です。
■誰でもできる花粉症対策
花粉症を発症・悪化を防ぐためには、できるだけ花粉に触れないことが鮮明です。
花粉は鼻や目から侵入してくるので、花粉シーズンに外出する場合は、マスクや花粉対策用のメガネを装着しておきましょう。
マスクは頬とマスクの間に隙間がなく、鼻がしっかり隠れるように、正しく着用します。
また、外出してから家に入る時に、外で花粉を落とすことも重要です。
花粉を落とさずそのまま家の中に入ると、室内に花粉が入ってしまいます。
セーターやマフラーなどは特に花粉がくっつきやすいので注意しましょう。
洗濯物を外に干した際も同様です。
■花粉症になってしまったら
万が一花粉症になってしまっても、症状をある程度は和らげることができます。
症状を悪化させないためには、目や鼻を炎症させないことが大切です。
乾燥すると炎症が起こりやすくなるので、濡れマスクや加湿器などで目・鼻の保湿を心がけましょう。
目がかゆい場合は冷たいタオルや専用目薬を利用するとかゆみが緩和される場合があります。
加えて、花粉症に有効な薬を服用すると効果的かもしれません。
また、お酒やタバコ、刺激物などの皮膚粘膜に大きく影響を与えるものは避
けましょう。
健康的な生活を意識し、ストレスを溜めすぎないことも重要です。