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加工食品が危険視される理由とは

2020.06.15


超加工食品

加工食品や食材における危険性は、以前からもよくいわれています。
今回は、なぜ加工食品が危険といわれるのか、実例や品目などを挙げながら解説してみます。

 

危険な添加物を多く含む食品は「超加工食品」

2009年にブラジルのサンパウロ大学の研究で、「NOVA分類」として、全ての食品が4つに分類されました。

1.「生鮮食品・無加工の食品」…野菜、果物、肉、卵、豆など。

2.「加工食材」…塩、砂糖、バター、油などの調味料、アルコール飲料など。

3.「加工食品」…缶詰、ドライフルーツ、チーズ、焼きたてパンなど、シンプルに調理されただけの食品。

4.「超加工食品」…スナック菓子、アイスクリーム、チョコレート、シリアル、冷凍食品、ソーセージ、カップやインスタントの食品全般。

上の基準によれば、例えばお店などで単純に加工し、すぐに販売されて人の口に運ばれる食品はそれほど危険ではないとされます。
人体に色々な悪影響があるのは「食品添加物」を含む(目安として5種類)食品で、これらが含まれる加工食品のことを「超加工食品」と呼び、種類を分けているようです。

 

超加工食品における「添加物」とは

食品添加物といっても様々にあり、大きく分けると「甘味料」「保存料」「乳化剤」「発色剤」「増粘剤」「着色料」「防カビ剤」などがあります。

ただこれらは添加物の種類のことです。
肉や魚の加工に使う発色剤「亜硝酸ナトリウム」や、低カロリー飲料やガムに含まれる甘味料「アスパルテーム」など、食品のパッケージには名前で記載されることも多いので、注意と知識は必要になります。
名前からして添加物とイメージしやすいものなら良いですが、「カラメル色素(着色料)」など曖昧な添加物も多いので、全てを把握した上で避けるのはとても難しいでしょう。

 

食品添加物はなぜ危険なのか

超加工食品が増えるほど、発ガン性を始め、健康を害するリスクが高まるといわれます。

ですが、味の素食品が公式HPで記載している内容によると、「添加物自体が絶対危険ではない」といわれるそうです。
理由は「健康寿命は年々伸びている」「安全性が確認されたものだけが使用を認められているから」とのこと。
一般的に出回る添加物は、一応のテストや基準値をクリアしているのです。

一方で、記載にないものが不正に使われたり、巧妙に製造された「超加工食品の中でも特に危険(安価)な食品」が出回ることで、添加物全体が危険視されているのが現状でしょう。
日本はまだ良い方で、欧米などは添加物が非常に多いイメージ。
カラフルな食べ物を好む趣向も危険です。

また超加工食品は、そのまま食べる前に「茹でる」「焼く」などの加熱調理やひと手間を加えることでかなり安全になります。
例えばウインナーは切り目を入れて茹でたり、食パンもトーストすると含まれる添加物がかなり減ることが認められています。
お菓子などに用いるのは難しい方法ですが、添加物に対しての熱処理は基本なので、ぜひ覚えておきましょう。

 

加工食品の危険性と上手く付き合う暮らしをしよう

危険とされる加工食品(超加工食品)が危険視される理由について検証してみました。
元々、食品におけるリスクは「食中毒」でした。
それが保存料や冷蔵庫のおかげで安全になり、その一方で「より長持ち」「より美味しく(見せる)」ことを求めて食品添加物が使われるようになったのです。

どんな物でも食べ過ぎれば身体に毒ですから、どんな食品とも上手く付き合う暮らしをすることが最善ですね。