有料老人ホーム・福祉施設の給食委託、保育園・幼稚園の給食サービス

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行政が行っている「給食サービス」とは?

2020.02.09


「給食サービス」と聞くと、学校や介護施設で配られている食事…というイメージがありますが、近年の高齢化や一人暮らし増加に伴い、別の需要も増えてきています。
それが、行政が単身の高齢者向けに行っている「給食サービス」です。
一体どのようなもので、どういった特徴やメリットがあるのでしょうか?
今回は行政が行っている給食サービスについて、詳しく解説していきます。

 

給食センターの様子

 

 

行政が主に高齢者に向けて行っている「給食サービス」が人気

まずは、行政が主に高齢者に向けて行っている「給食サービス」について、大きく3つにわけて解説していきます。
一般的な給食サービスとはいくつかの違いがあり、食事の他に「見守り」や「安否の確認」ができるのが、遠方に住んでいる家族にとっての大きな安心に繋がっているようです。
その内容について詳しく見ていきましょう。

 

1.高齢者支援として大切な「給食サービス」

「給食」と聞くと、真っ先に浮かぶのが学校という方も多いのではないでしょうか。
実は「給食サービス」そのものは、学校以外にも多くの場所で利用されています。
その中でも、行政が積極的に支援しているのが「高齢者向け」の給食サービスです。
特に食事の支度が困難な一人暮らしの方、低栄養の予防や改善の必要がある方はサービスの利用が適用されます。

 

2.本人への手渡しにより「食事+見守り」が可能

行政が支援する給食サービスは、原則として本人への手渡しです。そのため、食事を届けてもらうのと一緒に、安否の確認も依頼することができます。
高齢者の一人暮らしには様々な不安や危険があります。
給食サービスは毎日のことですから、遠方に住んでいる家族の代わりに給食を配達する担当者がその日の様子や体調を確認してくれます。
大きなトラブルや万が一のことがないようにできるのも、給食サービスの嬉しいメリットです。

 

3.「栄養バランス・味・カロリー」に配慮した美味しい給食サービス

行政は給食サービス専門の業者に依頼して食事を高齢者に届けてもらいます。
管理栄養士が栄養バランスを吟味し調理師が作成した給食は、高齢者に必要な栄養やカロリーを満たしているだけではなく、好みの味に仕上げてくれるため完食率も高いとされています。
毎日の食事も必ず違ったメニューですので飽きず、美味しく食べられるのもプロが作成する食事ならではです。
安心して任せられますね。

 

行政が委託する「給食委託会社」の特徴

高齢者向けの給食サービスは自治体で行っていますが、その給食の内容自体は別の会社に委託しています。
それが「給食委託会社」と呼ばれる会社です。
給食委託会社には、外食産業よりも様々なことが求められます。
特に、栄養バランスや飽きのこないメニューは、給食委託会社ならではといえます。
ここからは給食委託会社について、詳しく見ていきましょう。

 

1.食の安全・安心

多くの人に食事を届けるというと、やはり「安全・安心」は欠かせません。食中毒を発生させてしまうと被害は甚大なものになる上、高齢者の方にとっては命の危険すらあります。どのようにしてこの安心・安全を維持し続けるかが、給食委託会社の大きな課題です。
会社によっては、HACCP(ハサップ・危害要因分析に基づく必須管理点)やISO(国際標準化機構)よりも厳格化したマニュアルを作成し、それに用いている場合もあります。
それほど、この「食の安全・安心」は給食委託会社にとって最も注力している取り組みの1つなのです。

 

2.栄養バランスと食べやすさ・美味しさの両立

高齢者の方は「栄養」という面ではどうしてもおろそかになってしまいがちです。給食委託会社は、そのおろそかになってしまう部分をどれだけ補填するかが非常に重要なポイントとなります。
ほとんどの給食委託会社は管理栄養士や専門調理師に献立と調理を一任しています。高齢者の方に対しては噛む力や食べる量に配慮し、硬すぎない食べ物を選ぶ、少量でも栄養価の高い献立を作る等、利用者に寄り添った食事を考えることが大切です。
給食委託会社は美味しい他にも利用者の「健康」に十分配慮しなくてはなりません。食べることで健康になるのが、給食委託会社にとっての理想ともいえるでしょう。

 

3.「またこれか」とは言わせない、飽きのこないメニュー

では、栄養バランスやカロリーだけを考えていればいいのか?というとそれは違います。
コンビニやスーパーのお弁当のような味ではいずれ飽きがきてしまい、高齢者の方も食べなくなってしまうでしょう。
給食委託会社は「食事のプロフェッショナル」であり、毎日の給食を楽しみにしてもらえるような存在でなければプロとはいえません。
旬を取り入れた安心で安全な食材、家庭料理のような味とメニュー、それに加えてサプライズ感があれば「次はどんな食事だろう」と楽しみが増えますよね。
他にもお正月や節分、七夕やクリスマスといったイベントに絡めたメニューも季節を感じさせる重要な部分です。
「飽きのこないメニュー」で「毎日の食事を楽しく」が、給食委託会社にとって非常に大切な役割なのです。