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人生90年時代の「ロウカツ」とは


「に~ん~げ~ん~50~年、、、」と、 織田信長が愛した幸若舞が詠まれた時代から約700年。 今の時代は定年を過ぎてもまだまだ先のある「人生90年」の時代となりました。 ありがたい話ではありますが、しっかりと先々を考えておかないと、 普通に生活していたはずが、下流老後を迎えてしまう時代とも言えます。 油断をすれば、下流世帯へと段階的に落ちてしまう「カフカの階段」はすぐ間近に存在します。 豊かな老後を生き抜く為に考えておくべき事として ・老後までのファイナンシャルプラン ・社会制度の有効活用 という2つのポイントがあります。 今回は、その一つめのファイナンシャルプランについてお伝えします。 ■ 安定した収入の方ほど要注意 福利厚生の手厚い、会社にお勤めの方・公務員の方は、 収入も安定し老後の心配もないように思えます。 しかし、この様な方ほど、陥りやすい罠があるのです。 ■ 使える社会制度、サービスに無知になる。 会社がしっかりしている程、面倒な確定申告や諸手続きを しなくてもきっちりと処理して貰えます。 その反面、税制度、社会制度に無知で過ごしてしまう危険性があります。 実は助成金が貰えたり、税制の優遇の対象であったりする制度も、 申請しなければ対象となりません。公的な制度に関わらず、 民間保険や積立年金、ポイントなど、活用できる様々な社会資源を 活用するスキルを、現役時代から磨く事をお勧めします。 ■ 収入がいつまであると過信し、生活設計が曖昧になる。 安定した会社にいれば、若い頃は少し苦しかった家計も、 役職がつきベースアップしていけば余裕が出てきます。 そのまま年収が上がり続けると思っていると、定年後に一気に下がってしまうのです。 「こんなに少ないとは思わなかった!?」 多額の給与を得ていた人ほど、予想以上の年金の少なさに 衝撃を受ける事が多くあります。ご自身の年金額は、 日本年金機構のホームページから調べる事が出来ます。 「日本年金機構 ねんきんネット」 http://www.nenkin.go.jp/n_net/ 現実の額を把握した上で、必要な額を算出してみて下さい。 今まで通りの生活が出来そうでしょうか? 収入が上がるままに浪費を増やすのではなく、 収入に余裕がある時にしっかり貯蓄する生活を 現役世代から心がけていって下さい。 浪費癖がつくと生活レベルを落とすのは難しくなりますよ。 ■ 定年をすぎたローンを抱えている。 30代40代頃には自分の老後など想像しにくい話です。 自分が長生きするなんて、定年後も生活が何十年も続いていくなんて、 想像しにくい事でしょう。住宅の営業マンも、その心理を巧みについて 「ご主人が死んだらチャラになる」「そんなに長生きしない」 「老後もぼちぼち払っていけばいい」などと言って、 30代40代から35年ローンなどを組まされてしまいます。 しかし今や「人間50年~」の時代ではありません。そう簡単には死ねません。 そして、定年後の収入にローンを返済する余裕など、ほとんどないのです。 もし、すでに定年後にローンを抱えている方は、ファイナンシャルプランナーなどに相談し、 返済計画を見直された方がいいでしょう。繰り越し返済、借り換え、低金利への移行など、 使える手だてがあるかもしれません。 しかし、それでも払いきれない様であれば、売却し賃貸や公営住宅へ 移るのという苦肉の選択が必要な場合があるかもしれません。 それでも、老後に破産し家を追われるより、現状での最善策ではないでしょうか? ■ 退職金を数年で遣いきってしまう。 大きな会社であれば非常に多額な退職金が入ってきます。 手にした事のない様な大金はいつまでも、潤沢にある様に錯覚を起こしがちですが、 無計画に使い続ければあっという間に底を尽きてしまいます。 定年後の生活は、年金収入は徐々に下がり続けていき、年々収入は減るばかり。 退職金を含む、貯蓄は不足する収入を補う為に必須な生活資金です。 長年働いて来た自分や家族へのご褒美も大切ですが、まず割り算をしてみて下さい。 残りの生活があと何年あるのか? 月々に必要な生活費と、年金収入の差は? 家のリフォーム、葬祭費、税金などの必要経費を差し引いて、 具体的に割ってみて下さい。 大金に見えても贅沢出来る余裕などあまりないのではないでしょうか? ■ 若いうちから、豊かな老後を生き抜く「ロウカツ」を 「いつまでもお金に困るはずがない」 「長く生きる訳がない」 などの漠然とした期待を捨てて、若いうちから 現実的に人生設計を立てていく事をお勧めします。 その様な設計をインターネット上のEラーニングで学ぶサイトも登場しています。 興味のある方は「人生90年時代を生きる生活設計講座」をご参照下さい。 しかし、今回は波乱なく老後を迎えられた場合の話。 実際の人生には、予想外の荒波が大きく人生設計を崩してしまう事があるのです。 次回は、様々な下流転落のパターンと、社会制度の活用についてお伝えさせて貰います。