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トマトが健康に良い理由


 

「赤」は健康に良い印

ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」という諺があるほど、昔からトマトは健康に良い食べ物だということが言われています。
トマトの「赤さ」の元となっているのが、「リコピン」です。実がなりだした頃は青くても、リコピンが生成されることで赤く色づいていきます。
リコピンは抗酸化作用を持つ物質で、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化力を持つとされています。
人間は老化とともに酸化していきます。酸化によって動脈硬化、心筋梗塞、ガン、アレルギーなど、命を落としかねない重大な病気を引き起こしかねませんが、トマトにはそれらを予防する力があるとされています。
実際にフィンランドにて、43~60歳の約1000人の男性を対象にリコピンと脳卒中・脳梗塞の関係性にまつわる実験が行われました。
結果、血中のリコピン濃度が最も高いグループは最も低いグループと比較し、脳卒中のリスクが59%も低いことが明らかになりました。

 

リコピンにはさまざまな効果がある

抗酸化作用、平たく言えば、身体のサビを抑える働きがあるリコピンには次のような具体的な作用があります。

◆血流改善
リコピンにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制し、血流が改善する働きがあります。さらに血流が改善すると血液の巡りがよくなり、血栓(血管内にできる血の塊)もできにくくなるという効果もあります。

◆肥満防止
東京医科歯科大学の研究チームが40~60歳の女性95名を対象に行った実験で食塩無添加のトマトジュースを一日2回摂取したところ、血中の中性脂肪が低下したという結果が出て、肥満防止に効果があると実証されています。

◆美肌効果
抗酸化作用を持つリコピンは、シミ・ソバカスの元となるメラニンの生成を抑える働きがあります。
また、紫外線のダメージに有効な働きをするという研究結果も確認されています。
また、トマトにはビタミンCもたっぷりと含まれているため、「美肌効果」は期待できます。

 

油や脂肪と摂取すると、吸収率が高まる

「調理方法によっては野菜の栄養素が失われる」ということを聞いたことがあるかと思います。
では、リコピンはどうでしょうか?
実はリコピンは加熱しても大丈夫な物質で、なおかつ脂溶性と言って、油や脂肪と一緒に摂取すると、吸収率が高まります。むしろ、生のトマトでは、リコピンの吸収率は低いままです。
加熱したトマト料理と言えば、ミネストローネ、トマトソースのパスタ、トマトたっぷりのハヤシライスなどは、リコピンの摂取には抜群の食べ方といえます。

トマトと健康の因果関係を実証する研究データと合わせて、今回はリコピンが多く含まれているトマトが健康に良いことを紹介しました。
リコピンが生成されることで赤く色づくトマト。「トマトが赤くなると医者が青くなる」という冒頭の諺も、単なるた